DETOUR AHEAD

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Ana mendieta @ Alison Jacques Gallery, 19 Feb - 20 Mar 2010

血、羽、土、花、水、石、火、草、女。

Ana Mendieta(1948-1985)のパフォーマンスアートの展示が開かれている。
http://www.alisonjacquesgallery.com/


Ana Mendieta



あまりにも早く死んだ、ひとつの波動。でもなんだか、彼女の作品を見ていると、ある日彼女がこの世から姿を消したということも、すでにそこにあったように感じられる。どこかに消え入った彼女のたましいが、なんの不思議もなく、流れつづけているような。

旧式の小さなテレビをとおして見る、彼女の作品のひとつ。荒い土の中に、白い人型が横たわっている。埋葬されたのか、それとも土に喰い込んだのだろうか。下腹部から発した炎が、次第に胸や肩、つま先や頭にまで広がり、土に、還っていく。燃やされた人体?拷問?火葬?証拠隠滅?弔い?大地への帰還?音も立てずに赤々と燃える炎は、異様に美しかった。私はその「何か」が燃え尽きるまで、「何か」の儀式に立ち会っているような、神妙な思いでそこに立ちつくしていた。なぜひとは、炎を囲んだり、見つめたり、燃やしたりするのだろう。最も古い道具、人間の生活のはじまり、悲惨な過去、命の灯。いろいろなことがあたまをよぎった。それは、信じられないほど敬虔な時間だった。







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  1. 2010/02/20(土) 01:15:39|
  2. アート
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