DETOUR AHEAD

If you don't know where you are going, any road will lead you there.

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04.10.07.




今朝は昨日より体調がいい。天気もさらにいい。ということで朝から旧市街を見下ろすスルジ山に登る。以前街から山頂をつないでいたロープウェーは戦争で破壊され、今は歩いて登るほかにない。観光のひとつの要所だった山頂には破壊されたままのロープウェーの駅が残されている。旧市街から登ること一時間。道は白くて大きな石のくねくね道で途中に木陰がまったくない!肌に焼け付く陽射し・・・暑い、暑すぎる。まるで太陽に向かって飛んでいく虫になった気分です。大汗かいてやっとたどり着いた山頂からはアドリア海とそこに浮かぶ島々が一望できて最高。

けれどそこはなんだか時間が止まってしまったような、そんな場所だった。照りつける太陽の下にひっそりとたたずむ廃墟。地上を吹き渡る風すらそこでは止まってしまったようだ。物音ひとつしない。山はまるで黙りこくってしまった。眼下に見える街のにぎやかさがまるで嘘のよう。小さな黄色い花が、コンクリートの裂け目に咲いている。飛び交う蝶は、戦争の遠い記憶をどこに埋めただろうか。錆びた銃弾の痕。傷は癒えていない。「人は銃弾一発で死ぬ。」そんな言葉がふいに現実的な様相を持って迫ってくる。





山の頂に掲げられた十字架。それは街を見下ろしているのではなく、空に向かって祈っているようにみえた。





山を降りて街をぶらぶらし、またビーチへ向かう。日焼けした肌が火照っている。ドゥブロブニクの街はピンク色に染まり、燃えるように大きな太陽が海に沈んでいく。海は何を見ただろう。

悲しみは、波にさらわれていくだろうか。






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  1. 2007/10/27(土) 22:27:39|
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03.10.07. アドリア海の真珠




昨晩は夜遅くにドゥブロブニクに着いたけれど、ホステルのお父さんが私の名前を書いたカードを持ってバスターミナルまで迎えに来てくれていた。車で少し走ってついたのはバビンクックと呼ばれる旧市街からは少し離れた地域。家族で経営する小さなホステル。リビングルームは本当に家にいるような感じ。風邪気味の私にお母さんが蜂蜜をたっぷり入れた熱いお茶をいれてくれる。風邪がけっこうひどそうなので頼んでドームルームに一人にしてもらった。夕飯まで作ってもらって久しぶりにちゃんとした食事を食べ、風邪薬までもらって早めに就寝。夜じゅう変な咳が止まらない・・・なんだかちょっとホームシック。台所に立つお母さんの姿を見て実家の母を思い出してしまった。体調の悪いときほど、こういうもてなしをしてもらえるのは本当にありがたい。でも優しくしてもらえばしてもらうほど、私はどうも馴染めないみたいだ。

今朝はいつもより少し遅く起きて、ゆっくり朝食をとって街へ出る。

「アドリア海の真珠」、ドゥブロブニク。大理石の石畳に反射する日差しがまぶしい街。本当にまぶしくて目が開けられず涙が出てくる。なにはともあれ憧れのドゥブロブニク。ずっとここに来てみたかった。古くから貿易港として栄え、高い自治を維持してきた街。けれど1991年、独立戦争の際にこの旧市街も攻撃を受け、破壊された。戦後人々はこの街の美しさをよみがえらせるために地道な修復作業を重ねてきた。教会の前にあるギャラリーでは戦時に撮影された映像や写真が紹介されている。街の人々がどんな思いで復興に取り組んできたのか。よみがえった美しい街を一目見てみたかった。





けれどなんだか複雑な思いが交錯する。実際ドゥブロブニクは極度に観光化されたリゾート地で、戦争で起こったことなんておいしそうなスカンピの匂いや陽気なアドリア海の風に吹き連れ去られているようで。そんなことを考えてしまうくらい、街はとてもにぎやか。みんなこぼれ落ちそうなアイスクリーム片手にそぞろ歩き。




午後まだまだ陽の高いうちにビーチへ行ってみる。おじいちゃんおばあちゃんたちがゆったり泳いだり日光浴をしたりしてる。足の指先をちょっと水につけてみたら思ったよりも冷たい!でも私も泳ぎたい!風邪気味だけどどうしても我慢できず宿に帰って水着に着替え、駆け足でまたビーチへの坂を下る。海水が冷たくてなかなか全身をつけられない。今日はちょっと・・・無理しないでおこう。ウッドチェアに寝そべって日光浴。風は暖かい。思わずうとうと・・・






  1. 2007/10/27(土) 19:41:50|
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02.10.07. スプリット




お腹がすいて起きる。こういう腹ペコのときに限ってホステルが朝食なし。昨日はひとりだったから風邪薬を飲んでよく眠った。そんなに早くは治らなかったけれど。スプリットの旧市街は4世紀初頭に建てられたディオクレティアヌス帝の宮殿が中心になっている。なんだか変な感じ。1600年も前の建物に実際今でも人が住んでいる。もちろんディオクレティアヌス帝ではありません。たまに壁の変なところに小さな窓があって花が飾ってあったりして。たまたま下でピザを食べていたときにふと見上げたら大そうきれいな女の子が顔を覗かせていて、思わず「ジュリエット!」と叫ぶ。

でもそのほかはショッピングの通りしか行くところがない。夕暮れ時いよいよ今回の旅の要であるドゥブロブニクへ向かう。スプリットからドゥブロブニクまでは海岸沿いをバスで約5時間。実はエジンバラからドゥブロブニクへの直行便もあった。けれどなぜドゥブロブニクに最初に来なかったか。それはこのスプリットからドゥブロブニクへのバスに乗るためでした。バスからのアドリア海の眺めが素晴らしいと言われるこのバス路線。ザダールからずっと下ってきてすでに海岸線の眺めには慣れていたけれど、やっぱりこの路線はよかった。山に登るかたちになるので海が見下ろせる。夕日が海面に反射して海面に黄金の道を作る。それはまるで砂金をちりばめたようにキラキラして。移りゆく空の色。光り輝く世界の中心点はゆっくりと傾いていく。もうすぐドゥブロブニクだ。


  1. 2007/10/27(土) 18:30:37|
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01.10.07. スプリットの夜



夜スプリットに到着。チェックインしたホステルの部屋は誰も来ずひとり部屋。ネットもシャワーも快適。キッチンにあったコーヒーを拝借したら眠れなくなった。スプリットは夜も元気な街で。白い石畳に反射する街灯の光に行き交う人の波。お店も遅くまで開いている。ジュエリーショップのショーウィンドウを眺める恋人たち。オープンテラスで煙草をふかすおじちゃんたち。ピザ片手に笑いあうおばちゃんたち。ここはリゾートなんだ。

なぜか少し寂しくなる夜。


  1. 2007/10/27(土) 07:50:24|
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01.10.07. トロギール→スプリット




ザダールの朝。なにはともあれ、暑い!すんごい暑い。スロヴェニアからずっと引きずっている風邪、喉がすごく痛い。昼ザダールを出てトロギールへ向かう。なぜか無償にトマトが食べたくなってマーケットで立派なトマトを。クロアチアのトマトはすごくおいしい。荷物を駅に預けてトイレに入ったら、出てきたところで椅子に座っていたおじいちゃんがドアを指差している。 “Kn3” 3クーナ。それはいいけど払い終えて「じゃあねー」と言ったところでなぜかさりげなくお尻をさわられ。え?払ったのにさわるんですか?みたいな。まあおじいちゃんだからね。まあまあ。

トロギールの旧市街は出島のようになっていて、街はまるで迷路のよう。細い路地が複雑に入り組んでいる、白い石畳。人に会わなければまるでタイムスリップしてしまったように感じる。世界遺産にも登録されている聖ロヴロ大聖堂は彫刻が素晴らしい。独特の雰囲気。ああ、やっぱりここはクロアチアなんだな。やっとここまで来た。街の南側には素晴らしい眺めのプロムナードがある。アドリア海。ずっと憧れてたアドリア海。そしてアイスクリーム。クロアチアではアイスクリーム屋さんが街のいたるところにある。しかもワンスクープ100円くらい。







  1. 2007/10/27(土) 05:36:50|
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30.09.07. みなとまち

とっぷり夜になってから着いたザダール。私はこの街を好きになれるだろう、そう思った。

駅を出た途端、潮の香りがした。まるで私の生まれ育った街のように。港町は風が違う。まとわりついてくるような海風。それはくっついて離れない波の音を運んでくる。バス停で会った足の悪いおばちゃん。家が同じ方向だからと言ってホステルまで案内してくれる。たぶん目も少し悪くしている。色の濃いサングラスの向こうの瞳はよく見えない。バスを降りたら、そっと私に寄り添ってくる。左手に腕を組んで歩く海までの道。私たちは何も話さなかった。その沈黙を埋めるように、私たちはただ歩調を合わせて歩いた。懐かしいにおいの風が道を告げている。
時おり力の入る彼女の手は、頼るものをつかみ損なっている老女の手そのものだった。

別れ際、彼女は私に向き直って、「私はMariaというの。」と言い、私の名前を尋ねた。「くみこ。」私がそうこたえると、つぶやくように “kumiko, kumiko…” と繰りかえし満足そうに笑った。彼女は通じないと分かっている彼女の言葉で私に話しかける。何を言っているのかはわからない。けれど私には、彼女が何を伝えようとしているのか理解することができた。「気をつけてね、いい旅をするのよ。」Mariaは最後にたった一言だけ英語を話した。まるで教科書で習った古い記憶を呼び覚ますように。 “Good bye.” 彼女の覚えていたたったひとつの英語。それが別れの挨拶でなければよかったのに。

私はこの旅ではじめて空に星を見た。それは懐かしい記憶を呼び起こす、生ぬるい夜だった。


  1. 2007/10/27(土) 05:11:31|
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30.09.07. Nacionalni Park Plitvička Jezera




ザグレブからバスに揺られること約2時間半。プリトヴィツェ湖畔国立公園に到着。世界遺産にも指定されているこのナショナルパークはまるで地表に偶然取り残された別世界のよう。折りしも紅葉の季節。私はそんなに自然遺産に興味があるほうではないけれど、輝く湖面の下に泳ぐ魚たちを見て彼らはきっとほかの池に住んでる魚たちより幸せなんだろうなと思う。









もう何がなんだか・・・








適当にシャトルバスに乗ったりゆったり歩いたりしていたので一番の見所といわれる滝は上から眺めて終わりにしてしまった。本当に広くて一日では見切れない。もう下まで降りて行く体力と時間がありませんでした。ここは夏に来てもきれいだろうけど、秋もおすすめ。隣に誰かいてくれたらいいのになと思う眺めでした。





  1. 2007/10/27(土) 04:39:30|
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昨晩ザグレブのホステルに着いたのは真夜中。しかも駅から遠かった。ザグレブに向かう電車の中でアメリカから会議のために来ていた文化人類学者と会う。論文なんてしばらく読まないつもりでいたのにしっかりコンテンツをチェクしてしまう。そして偶然その先生と泊まる方向が同じ。一緒にトラムに乗っていく。ザグレブの夜は若者でいっぱい。みんな泥酔。トラムの中すら完全にプライベートスペースと化していました。ホステルにチェックインしてとりあえず寝る。誰かがコモンルームでフランス語で話してる・・・

朝、早く起きて街へ。ザグレブの昼はおじいちゃんたちでいっぱい。実はザグレブを見る時間がほとんど無い。広場まで出たあとマーケットでバナナとりんごを買ってバス停へ向かう。今回は素通りしてしまったけどザグレブも面白そうな街。今度もっとゆっくり来よう。


  1. 2007/10/27(土) 04:13:30|
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29.09.07. She's got a ticket to ride




朝起きる。喉が痛い。でも今日は川でラフティング!まあ、どうせゆっくり寝ているわけにはいかないし、朝のブレット湖が見たくてひとりでまた湖まで出かける。今日は晴れそうだけどやっぱり寒いなー。8時半頃霧が晴れてきた。ロッジに戻って水着に着替える。

午前10時からいざ上流へ。ウェットスーツに着替えて準備万端・・・だけど超寒いんですが・・・。濁流を漕ぐ、というよりも完全に流されながら1時間。私の前の彼、もう少しペース合わせて欲しかったなー。水が冷たくて体は凍ったけど楽しかった。水の近くにいるとなんだか気持ちいい。さてさて、思いっきり寒くなったあとは熱いシャワーとスープ!Chrisが買ってきたミネストローネの温かさに生き返る。午後はすごい回り道してブレッド城まで山道を登るも入場料€6で中には入らず 笑。上りは30分以上かかったのにちゃんとした道(お城の右手に整備された道あり)を下ったらたった10分だった。ラフティングでたった一足のマイシューズ濡れたから仕方なくビーチサンダルで一生懸命登ったのに。しまいにはすべるから裸足で頑張ったのに。あやうくターザンになれるかとも思ったのに。山から下りたら突然晴れてきた!

ブレッド湖は不思議な魅力を持っている。まるでその水面を歩いていけそうな。吸い込まれてしまうそうな。足を湖に浸してカモと白鳥とカヌー大会を鑑賞。






EdとChrisに別れを告げて、クロアチアへの首都ザグレブへ向かうためリュブリャーナに戻る。そしたら!

「ザグレブ行き一枚ください。」

「はい、これねー。」

「次の電車はいつですか?」

「・・・あー、今ねー・・・・・1分前にでたわ。」









「・・・・・・・・。」

駅のおばちゃんしたり顔。次の電車は9時過ぎ。3時間待ち。手紙書こう、手紙。駅のマクドナルドでひたすら手紙書く。


  1. 2007/10/26(金) 21:03:18|
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28.09.07. ブレッド湖の幻




実は昨晩ホステルのコモンルームで素敵なカップルに出合った。アイルランドから来たEdとChris。Edは大学を卒業したばかり。おじさんぽいから私より年上かと思ってたけど。劇を書いていて役者でもある。Film StudiesやCultural Studiesにも興味あるということで話がはずむ。Chrisはちょっと年上のとっても素敵な女の子。仕事のかたわら美少年の絵を描いているって、これまた話がはずむ。次の行き先が同じブレッド湖だったので一緒に旅することに。

ブレッド湖はリュブリャーナの北西バスで1時間半ほど。「アルプスの瞳」と呼ばれるひとつぶの宝石のような湖。2時間半くらいで湖を一周できる。湖畔のカフェで"A cup of tea"を飲んでからスーパーで買い物。今夜はおいしいベジタブルカレーを作らせてもらいます!外が寒くて、あったかい家の中にいるっていいよね。カレーの湯気でほんわりした部屋。3人でワインとカレーを食べる。なぜか体調が悪かったりちょっと寂しかったりするときに素敵な友達に会える。お腹もいっぱいで幸せだ。

夜、湖に散歩しに行く。他愛無いことで大笑いしながら暗い道を歩く。私はエジンバラの友人たちのことを思い出して少し恋しくなった。エジンバラももう寒くなり始めたのかな。みんなどうしているんだろう。湖畔をぐるっと囲む散歩道のちょうど真ん中あたりに小さなレストランがあって、そこでホットチョコレートを。そこがなんかほんとに70年代に戻っちゃったみたいなところで、湖の対岸にこっそり取り残された別世界のような。お年を召したおじちゃんおばちゃんたちがビールジョッキ片手に遅いディナーをゆっくり楽しんでいる。古びた電球の、暖かい光。朝になったら、湖を包む優しい霧と一緒に消えてしまうような気がして、私はいつまでもそこにいたかった。


  1. 2007/10/26(金) 19:44:17|
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27.09.07. 風邪引きリュブリャーナ







完全に風邪引きのリュブリャーナの朝。空は雨模様。風邪薬を飲んで宿でネットを。家族と友達とスカイプで話している間、どしゃぶりに雷まで鳴ってました。でも午後になって少し晴れ間が。さて、出かけよう。リュブリャーナはスロヴェニアの首都ですが、なぜここに来たって名前が良かったから。いい響きでしょ、リュブリャーナ。その響きのごとく小さいけれどどても美しい街。雨上がりの湿った空気が優しく吹き渡っていく。秋のにおいがする。

息を切らせながらリュブリャー城への坂を登る。スロヴェニアって日本ではまだあまり馴染みがないけれど、豊かな自然を持つ素晴らしい国です。美術館や写真の展覧会も豊富で人はとても親切。そして美人が多い。そしてハンバーガーが大きい。お昼立ち寄ったお店でハンバーガー2€を頼んだらマクドナルドのハンバーガー4つ分くらいの大きさのバーガーが出てきた。しかも野菜たっぷり。食べきれないほど大きかったです。中欧を旅する機会には是非お試しあれ。





ベルギーから一気に中欧に来たわけですが、ああここはやっぱり全然違うんだなあと思ったのは教会の中。セルリアンブルーと金色の織り成す美しい壁画。オランダやベルギーのカソリックチャーチとは異なる空間。いつまでも眺めていたくなるような、冷たくて暖かい色の洪水。






  1. 2007/10/26(金) 18:59:39|
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26.09.07. ベルギー→スロヴェニア

ブリュッセル、シャルルロワ空港からスロヴェニア、リュブリャーナへ。シャルルロワ空港はブリュッセルからバスで30分くらいのところにある小さな空港で、RyanairやWizzairなどの格安航空会社が発着しています。ヨーロッパでは航空会社の競争が激しいので、探せば本当に1500円とか3000円(tax&charge込みでも)のチケットが取れるのです。使用感、安全性は他の大手航空会社と変わりません。予約もネットでしてパスポートを持っていくだけです。でも機内ではコーヒーなどの飲み物、スナックが有料。そしてよく搭乗時刻が遅れるのが難点。飛行場もちょっと街の中心から離れたところにあることが多いので、ひたすら待つ以外にすることがありません。で、シャルルロワからの便も1時間遅れ。折りしも本日は雨。さ、寒い・・・、超寒いよー!荷物を預けてしまったから着るものがなく。やっと来た飛行機に乗って無事リュブリャーナへ。リュブリャーナ空港から市内まではまたバスですが辺りの暗いこと!灯りひとつありません。そして大雨。でもよかった、シャトルバスの運転手さんがホステルのすぐ近くまで乗せてくれる。完全に風邪気味・・・だけど夕飯を食べに外へ。有名な三本橋の辺りまでいくも、なんかポストカードで見たのと違う!全然ライトアップされてない!限りなく暗い!!聞いてみたらライトアップはNew Yearだけなそうな。うーん・・・ホステルに帰ってダウン。。






  1. 2007/10/26(金) 18:28:05|
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25.09.07. ブリュッセル




朝レストランでUlrikaと一緒に朝ごはんを食べ、今日は一緒に街を散歩することに。外は思ったよりも寒い。王宮と議事堂を間違えて「なんか小さいねー」なんてバカを言いながら本物の王宮や裁判所なんかを訪ね歩く。プチサブロン、グランサブロンと呼ばれる素敵な地区・・・途中で見つけた道端の教会。円形の壁一面のステンドグラスは、今まで見たステンドグラスの中で一番きれいだった。朝が色とりどりの光になって教会の壁に反射する。教会ってどの街にもたくさんあってだいたい飽きてしまうものだけど、なぜか見つけるとふらっと入ってしまう。祈るためではなくて、祈る人々を見たくて。因みに私はたぶん仏教徒。たまにご先祖様にお願いごともといお祈りをするくらいですが、宗教に関係なく、人が祈っている姿って美しいと思う。意識的にではなくても、決まった時間とやり方でなくても、私たちはいつも何かに祈っているんじゃないかな。それが神様でなくても、何かに。

ブリュッセルで有名なマネケン・ピス、小便小僧。思ったよりも小さくて、でも彼は今日も元気に用を足していました。フェスティバルのときは水じゃなくてビールが出るとか出ないとか・・・。小便つながりでブリュッセルにはその壁にトイレ(男性用)がある教会がある。しかもちゃんとみなさまご使用になられております。ヨーロッパのほどんどの国では教会に向かっておしっこをすると刑務所行きですが。ここでは懺悔無用なのでしょう。今日もまた陽は暮れて・・・






夕方、同室の女の子Allyも誘って3人で一緒に夕飯。ブリュッセルの台所イロ・サクレ(レストラン街)。オープンカフェは人でいっぱい。マッスル、パエリア、ピザ、新鮮な魚介類のおいしそうなにおい!だけ味わってケバブを食べに。バックパッカーだからね。いつかリッチになったら、魚介類に目がない母を連れてこよう。でもなんだか、ゴージャスなディナーを横目に私は考えていました。ここではなぜこんなに食文化が発達しているのか。人間の快楽―性、食、住。私たちの「おいしい」って一体何なんだろう。食べることって本当に大切だと思う。私は普段ひとりのときは食事適当だし、忙しいときはむしろ食べないし、食に関心がないのだと母には思われていますが。確かに「グルメ」という道徳を私は持ち合わせていない。でも、もっと食べることを真剣に考えたいなと思う。世界中のお母さんが電話口でまずはじめに聞くこと、それは「ちゃんと食べてるの?」。私たちの舌はHomeにて作られる。・・・ま、なにはともあれ今夜もベルギービアー。一通り飲んだあとホステルにもどってまた飲むのかーとつっこみつついろんな人を交えてわたしもまだまだ飲む飲む。かくしてブリュッセルの夜は楽しく更けていくのでした。






  1. 2007/10/26(金) 17:32:44|
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24.09.07. Lonely Brussels









ブリュッセルは人を一人にさせる街だ。朝またブルージュの運河を散歩して、小さな街から急に大きな街に来たらなんだか突然一人ぼっちになった気がして寂しくなった。ホステルも大きいし、広場は観光客のグループでいっぱいだし。建築は豪華過ぎて、なんだか味わいがない。アンダーグラウンドなフィルムを上映してるシネマもちょうど今日はお休み。それでもぼんやり街を歩いて、夜、なんとなく思い立ってホステルのバーに行ってみる。そこにナイスな彼女が。スウェーデンから来たUlrika。年は全然お姉さんだけど、意気投合して思わずいろいろ話す。彼女は来年結婚するそう。おめでとう!彼の弟さんは今プラハの映画学校に通っているとかで、しきりにすすめて?くる。その回数計り知れず。でも11月にちょうどプラハに行くからまた楽しみが増えた。夜中まで飲み明かしておやすみなさい。不思議だね。寂しいなーと思ってたら素敵なともだちに会えた。部屋に閉じこもって早く寝てしまっていたら彼女とは出会えなかった。こころから出会いに感謝。


  1. 2007/10/26(金) 02:51:46|
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23.07.09. ワッフル三昧




屋台のワッフルをかじりながらフリーマーケットをぶらぶら。いろんなアンティークが売られている。切手、バッジ、レース・・・これまた街の人みんな総出かと思われるにぎやかさ。Bruggeはローカルな発音だとブルッフ。最初電車で聞いたときどこか分からなかった。こじんまりとした本当に素敵な街。私が今まで見た街で一番素敵かもしれない。そしてみんなこの街の美しさを大切に守ろうとしている。ホステルのあちこちに張ってあったポスター。公園でのフリスビーは禁止。そして"Don't buy chocolate, spend much for beer."と3回も書いてある。アドバイスにしたがって今夜は何ビール飲もうかなと考えつつ、小さな路地にあるカフェでまずはお昼の分のビールを。スパゲッティ、たっぷりチーズがのってたった€3!チェリービールKriekを一緒に頼む。・・・と、スパゲッティでさえあり得ない値段なのになぜかビールのチャージ無し?昨日もビールおごってもらちゃったけどまた今日も。いい街だなあ、ブルージュ。






ベルタワーに登ったあとまたゆったり歩いていたらいいお天気のせいかものすごく眠くなってホステルに帰ってお昼寝。帰り道でもひとつワッフルを。ドミトリーだけど今日はひとり。夕方、またバーに出かけて、その帰りにベルタワーのふもとにあるフリット(フライドポテト)の屋台でBig oneを注文。これが最高。私が今まで食べたフレンチフライの中で間違いなく一番。せっかくだからSamuraiソースもつけてもらって。要するに激辛明太マヨネーズでした。ブルージュの夜は今宵も更けていく。










  1. 2007/10/26(金) 02:34:32|
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23.09.07. その朝




日曜、ブルージュの朝。広場では早くからフリーマーケットが催されている。柔らかい朝の光の中で、人々はゆったりと行き交っていく。まだ少しもやのかかった、ひんやりした空気。ここはなんて平和な場所だろう。この街の人たちはみな穏やかな顔をしている。川沿いに続くプロムナード。色づいた落ち葉が行く道を埋めつくしている。流れる川も、光も、すべて柔らかい。それは感動的なほどに美しい朝だった。きっと私の今まで生きてきた中で、二番目に美しい朝。


  1. 2007/10/26(金) 00:29:04|
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22.09.07. Cheers for the night of Brugge!




夜8時半頃ブルージュに到着。とっぷり暗くなってしまって宿の住所を知らないものだからどうしようかと駅で思案していたら突然「あーっ!」と横から声が。なんと昨日ロッテルダムのホステルで同室だった女の子3人組み。ブルージュに住んでいて昨日は泊りで買い物だったそう。泊まりで買い物って・・・。とにかく親切に宿を教えてくれる。暗いけど全然安全だから!と言われた道を進むも、本当に暗いんですけど!この街には一体ひとが住んでいるんだろうかと思うくらい暗い。家に明かりがついていない。無事ホテルにチェックインしたあとバーで飲もうと思って散歩。そりゃ家に明かりがついていないわけだ。町内会合かと思われるほどテラスが人でいっぱい!みんな上機嫌。いいねー、こんなのって最高のサタデーナイト。ライトアップされた噴水をながめながらやっと本日のビール!"Small one?"と聞かれたけどいやいやそこはもちろんbig oneでお願いします。一杯だけなのに疲れてたからか結構酔う。のったりしていたらウェイターのお兄さんがやってきて"Drink for me!"と。ビールおごってくれた。なんかよくわからないけどまいっか。Thank you darling!


  1. 2007/10/26(金) 00:04:03|
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22.09.07. ロッテルダム→アントワープ




オランダ第二の都市、ロッテルダム。駅前も街中もどこもかしこも工事中。奇抜なデザインのビルが立ち並ぶ。はじめロッテルダムについたときは正直、uglyな街だと思った。住民の皆さんもそれは自覚しているようで。でもなんだか実際歩いてみると面白い。変てこなビルの間に突如顔を出すこれまた変てこなビル。けっこう嫌いじゃない、こういうやっちゃった的なデザイン。噂のキューブハウス、Pieto Blom設計、1984年。私と同い年のこの集合住宅には今でもちゃんと人が住んでいます。中にはちゃんとキッチンもリビングもある・・・まったく生活動線を考えていないこの家。ナイス!

あとはいろいろ美術館めぐり再び。ほんとオランダにはものすごい数のミュージアムがあるのね。ちょっとミュージアム疲れ気味。






「はい、お疲れさん。」


夕方ベルギーのアントワープへ。アントワープは超お洒落な街。週末だけあって目抜き通りは人でいっぱい。にわかに晴れてきた青空の下にオープンカフェ。オランダでもそうだったけどなぜか4時くらいになるとものすごく天気が良くなる。ビールは夜まで我慢。カフェでコーヒーをテイクアウトしてスヘルデ川のほうへ向かう。アントワープは建築が白い。市庁舎もノートルダム大聖堂(ガイドブックには5時までって書いてあったけど偶然ミサで開いてた!ラッキー!)かも素晴らしかったけど、聖ヤコブ教会が気に入っちゃった。落ちかけた陽にステンドグラスが映える。ヘルデ川沿いにある遊歩道でまぶしいくらいの夕日をしばらく眺めて、ブルージュへ。










  1. 2007/10/25(木) 23:45:43|
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21.09.07. Den Haag




"Love to travel, but don't make the way your home"

ホステルの壁に書いてあったことば。なぜかぐさりとくる。朝食でブルガリア人の男性と話す。彼はハーグに仕事を探しにきていた。ブルガリアで暮らしたくないと。まだ共産党の影響が強く残る人々、考えかたがまったく違って一緒にいるのは大変だと。彼は何か決意めいたものを表明するかのように話続けた。私はずっと黙って聞いていたけれど、最後に「話を聞かせてくれてありがとう、私はブルガリアに住むひとたちがどんなふうか、実際に行って見てみたいと思う。何が起こったのかを知りたいと思う。」、と言ったら彼が即座に返した。"You can see, but you don't understand... people there are like slaves... seems free but not free."一瞬、彼はまるで拷問にかけられているかのような顔つきになり、うつむいたまま口をつぐんだ。私たちは何を語り、何を語らないように仕向けられているか―

ハーグの街、まずはMauritshuis Miseumへ。映画『真珠の耳飾の少女』にもなったフェルメールの絵画のほか、彼の傑作が展示されている。半開きの唇の少し濡れた質感、いたずらっぽくこちらを見つめる目。美しい。そのほかにはレンブラントの『夜警』が。これもやはりマスターピース。偉大な作品を鑑賞したあとマクドナルドでクロケットサンド€1を賞味。クロケットはオランダのコロッケ。"Completely Dutch product!"とおばちゃんに笑顔で念を押され「あー、オランダにいるんだなあ」と。拷問博物館ではガイドがドイツ語しかなくてまさに拷問。





今日は夜ロッテルダムに泊まる予定だけれど、どうしてもMauritshuisで見たフェルメールの絵画、彼の描いた東門がどうしても見たくてデルフトに途中下車。アムステルダムからハーグに来る途中立ち寄ったライデンで駅のロッカーを使って駅員さんのおばちゃんとトラブルになった手前、なんとなくロッカーを使いたくない。ここは意地で。10キロ以上あるバックパックを背負って東門まで歩く。お、重い・・・やっぱり30分以上歩くと重いよ・・・。それでもなんとかたどり着いた東門の運河は、どの街で見た運河よりもきれいだった。夕暮れ時、ときおり雲間から差し込む光が運河に反射してまぶしい。なんとなく、フェルメールもレンブラントも、なぜ彼らが光の画家なのか分かったような気がした。光と水。光の轍が、まぶたの裏に焼きつく。あたりの景色は変わっても、光は変わっていないのかな。フェルメールの残映に別れを告げ、ロッテルダムへ。

駅までまた30分・・・。






  1. 2007/10/25(木) 21:36:28|
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20.09.07. ミュージアムめぐり




今日のアムステルダムは一日雨模様。美術館、博物館めぐりの一日にしよう。アムステルダムにはたくさんのミュージアムがある。国立美術館、アムステルダム歴史博物館、ゴッホ美術館、レンブラントの家、アンネ・フランクの家など。まず国立美術館でミュージアムカード(一年間オランダ内のミュージアム入場料が無料)を購入してアムステルダムミュージアムツアースタート。雨の隙間をぬって街を歩く。中でも素晴らしかったのがゴッホミュージアム。黄と青のコントラスト、力強い筆使い―黄金の畑は燃えていた。世界的に使い尽くされた画家になってなお、彼はやはり偉大だった。熱がその画面から伝わってくる。これ以上何を理解すべきなんだろう。ゴッホの写ったたった数枚の写真、彼はこちらに背中を向けている。生の厳しさ・・・それでも彼は描き続けた。彼は確かに、炎だった。

夕方、デン・ハーグへ。トラムの運転手さんが料金をおまけしてくれる。昨日今日とたくさん歩いて足が棒。今日は早く寝よう。


  1. 2007/10/25(木) 10:04:47|
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19.09.07. アムステルダム




EasyJet6921に乗ってエジンバラからアムステルダムへ。飛行機の中でとても久しぶりにクラシックなんぞ聴いて。列車で市内へ向かい昨日ネットで予約したホステルを探す。と、途中でこんなものたちに遭遇。・・・デュシャン??いやいや。ただ干しているだけなのでしょうか、修理中なのでしょうか。宿についてチェックイン。旅のはじめから、6人部屋で5人男の子・・・いい旅になりそう 笑!





アムステルダムの街ってすごくエキサイティング!!ただブラブラ歩いているだけでいろんな面白いものに出会える。まずは噂に聞いていた自転車。猫も杓子もバイシクル。颯爽と通り過ぎていくお洒落な自転車たち。街のどこへでも、みんな思い思いに装飾したマイバイクに乗っていく。スーパーマーケットの前に自転車。美術館の前に自転車。橋の上に自転車。きっとこの街で自転車のない風景を見つけるのはとっても難しい。

知らないうちに歩いていた飾り窓地帯。ポルノ、セックスショップが密集している街の中心。いわゆるred-light districtです。細い路地、ほとんど裸のお姉さんたちがガラスドアの向こうに。鼻血が出そうですが。ところどころカーテンが閉まっている。友達に聞いたけどここで女性を買うのはほとんど海外から来た人だそう。何もしないでいいから話だけしてみたいなと思ったけど今回は踏みとどまる。





飾り窓の周辺にはたくさんのcoffee shopが。コーヒーショップといっても純粋にコーヒーを飲むところではありません。オランダでは一部の麻薬、中毒性の低いソフトドラッグが違法ではありません。ドラッグを真面目に売っているショップは年々減っているらしいけれど、どのお店も独特のあやしさがあっていい感じ。コーヒーショップだけでなく、アムステルダムの中心にはお洒落な古着屋さんや雑貨やさんがたくさんありました。ブーツを全部買い占めたい!

アムステルダムの何が面白いかって、そんな飾り窓地帯やお洒落なお店のすぐ隣にどーんと教会が立っていたりすることなんです。旧教会、通りかかりました。なんと運よく今夜パイプオルガンのコンサートが!演目はバッハ。これは私のためのコンサートに違いない。€12、教会でパイプオルガン。ピザを頬張りながら開演の8時まで雨宿り。素敵でした。荘厳でした。確かにちょっと居眠りしたような気もするけど・・・満たされた気分で、旅の滑り出しは順調。



  1. 2007/10/25(木) 09:29:19|
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19.09.07. 旅立ちの理由

朝起きてパソコンを開く毎日から脱け出したかった。この一年間、私はずっと座り続けていたから。いや、もしかしたらもっと長い間。走り出したくなるような気持ちを抑えていつも空を見上げた。どこか遠くへ、持てるだけの荷物を背負って。いつの間にかあっという間に過ぎて行ってしまう今をなんとかここにつなぎ止めたくて、ただ、光の呼ぶほうへ、こころの赴くままに旅に出た。そこへ行けば特別な何があるとか、大きく何かが変わるとか、そんなことを期待していたわけじゃない。ただ私は会いたかった。世界の中でまだ一度も、私が歩いたことのない道に。まだ一度も、見たことのない景色に。まだ一度も、会ったことのない人に。不思議だ。私はいつも、まだ会ったことのないものたちに恋焦がれて、「いつかきっと会える。」、そんな予感にドキドキしながら毎日を過ごしている。それが明日なのか、10日後なのか、10年後なのかは分からない。私はまだ始まったばかり。積もりつもったテキストブックに手を振って、階段を駆け下りる。みんなはまだ夢の中。

もうじき夜が明ける。


  1. 2007/10/25(木) 00:57:05|
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